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■EVENT ARCHIVE

天辺から爪先までpresents circe&Qurage 炎の車上荒らしツアー

FRYER DESIGN tera works
FRYER DESIGN tera works

幻のvol.3です。

大阪篇のイベントフライヤーもあるのですが、画像がありません!汗

見つかり次第UPします。

2010年5月9日(日)

天辺から爪先までpresents
circe&Qurage 炎の車上荒らしツアー
~マリンバの鍵盤持ってくことないだろの巻~(永久欠番型vol.3)

会場:梅田 ムジカジャポニカ
前売:2200円/当日:2500円 (別途1ドリンク500円要)
18:00開場/18:30開演

出演  

dracaena

Qurage(山形)

ゆーきゃん

circe(東京)

 

circe映像/Ustream

石田直輝 


SHOP

Sunrain Records 

撮影

Tsuyoshi Terakawa 

   

photo report

リベンジでした。ライヴの途中で浄化されてしまったけど。

 

dracaenaがじっくり毛布のように場をあたためる。
Qurageがひとりと思えないほどの音と言葉を散ばせる。
ゆーきゃんのろうそくの灯りのもとに集まるような声と音の世界を経て
最後にcirceの森がひろがる。

ひとつの絵のような空間だったと思います。

印象に残ったのが、ゆーきゃんさんが
「3番手として最後にきれいなつなぎができればと思ってたけど、Qurageくんのギターを聴いて、気が変わりました。Qurageくんのあのギターのためだけに捧げることにしました」っていうMCに私はグッときました。会場もあの瞬間、空気が変わった気がしました。

Qurageは日記のような歌を作り歌います。
今回リリースされた車上荒らし盤に入っている「ギター」はその最たるものだと思います。
そして「ギター」はそれぞれが持つ心の中のなにかに置き換わるものでもあると思います。
私がくどくど書くより、聞いて感じてみてほしいと思います。

circeの「gone」という曲は残された楽器で録音したものだそうです。
マリンバがないのでteraさんはベースを、星さんはアコーディオンを、野内さんはギブソンをそれぞれ持ちました。
機材を盗まれなかったら、生まれることはなかったかもしれない曲。そう考えると少し複雑ですが。
決してネガティヴではない姿勢には私も背筋が伸びる思いがしました。
進むしかないんですよね。


車上荒らし事件が起こってから約半年弱。
私はどこかあの日からとまっちゃった感覚がしていて
確かにあの日、ライヴできてよかったねー!だったんだけど
彼らが本気出したら(半年前のあの日は疲れや緊張は半端なかったと思う)こんなもんじゃないのよ、っていう気持ちもどこか持っていたし、いろいろ無茶振りしたなあとも思う。
もちろんああいうことを経験して(経験しなくてもいいことだと思うけど)バンドや人は成長を遂げるのだと思うけど、正直自分のイベントでそんなことが起こるなんてことは想像だにしなかったわけで。

だからこそリベンジ、今回のライヴは彼らのみならず、私にとってもリベンジだったのでした。
彼らの受けたショックに比べるとたいしたことはないけど、それでもやっぱりいろいろ思い続けてたわけで。
今できる最善のことをしたいなあとふつふつと思っていたわけです。
この日のライヴが決まってから三ヶ月、詰めては崩し、壊しては組み立て、ちょっとずつでも形になることを確認しながらこの日を迎えました。

いろんな意味でつながっていってほしかったし、サンレインレコーズのことももっと知ってほしかったので、出張サンレインの出店方法も私なりに(リスナー目線から)いろいろ提案してみたりもしました。
その場で売る買うだけでなく、どういうスタイルか知ってもらうこと、まだ大阪では知られていないアーティストがいること、ゆーきゃんさんがじかにオススメしてくれることなどほんとに貴重なことだと思うんです。


(circe映像とUst担当してくれた石田直輝さん、スタッフをしてくれたなしを。さん、もちこちゃん、撮影をしてくれたつよしさんに多大なる感謝を!
この方たちが縁の下でがっしり支えてくれたので私もやりたいようにやれました。ありがとう) 

それぞれ一曲ずつをUstしました。